2009/12/31(Thu)
思い出して

-覚えてる?
この地球で転生を始める前、
わたしたち、自分が誰だったかを忘れて、
それぞれが切り離された、個別の(全体とは別の)
分離された自己 だと思いこむというゲームに同意したこと。
-覚えてる?
ゲームのルール。
「人へ与えるもの=受け取るもの」
つまり、
自分が欲しいものを他の人へ与える 。
(愛が欲しいなら まず自分が愛を与える)
-思い出せそう?
具体的には
自分にしていること = 他の人、外側の世界(地球や、物なども含めて)へも、同じことをしている
例:自分を批判・非難している人は、他の人へもしている
もう一つの見方でいうと、
他の人、外側の世界へ与えるもの=自分が受け取るもの
・・っていうことだったよね。

-覚えてる?ありのままの自分。
何かしなければ、こうあらなければ、こうするべき、という概念も一切なくて。
人の目を気にしたり、誰かを気遣って自分を抑えたりする必要もなかった、ありのままの自分。
欲しいものを欲しいって、素直に言えた自分。
本当の自分自身をそのまま、まるごと受け入れられたい、愛されたいなら、
他の人へも、その自分の欲しい愛を与える…
そういうことだよね。
ありのままの自分自身でいていい、
ありのままの自分自身でいてもいいんだ、
何もしなくても、ありのままの自分自身をそのまま愛して欲しい。
人としての、本当に深い部分での、みんなが欲しい 愛。
そしてそれは、自分が自分にそうできた時、
つまり自分の
いいところも悪いところも、
ネガティブなところもポジティブなところも、
人間としての様々な感情、憎悪、残酷さ、怠惰、劣等感、冷酷さ…、
ひどいところも、素敵なところも、
醜いところも、美しいところも、かわいいところも…
ぜーんぶ含めた ありのままの自分自身を、自分が 愛する ことができるようになった時、
他の人へも、与える ことができるようになる。
一人ひとりはみんな、個性があって、特質があって、誰一人同じ存在はない、
かけがえのない大切な一人。
それは、たとえばピアノ。

全体で ピアノ だけれど、その中にはドの音も、レの音も、ミの音も、#も、♭もある。
「ド」 の音はいくつかあるけれど、それぞれ音階が違っていて、一つでも、同じド はない。
一つ一つが、完全に独自の音を持っている。
たくさんある音(鍵盤)の、ひとつひとつがそれぞれ独自の音を持っていて、他に同じ音はなくて、
全体としての ピアノ には、どの音(鍵盤)も欠けてはいけない、大切なひとつ。
この音はいい とか この音は悪い はなくて、
それぞれの音が、全体にとってなくてはならない、大切な一つひとつの音。
わたしたちも、こんな風にピアノにたとえられるよね。
みんな、一人ひとり、いい も 悪い もなく、それぞれが独自の個性を持っていて、
かけがえのない、大切な一部 だって。
もうひとつの見方。人体。
人体は小宇宙 なんていう言葉もあるけれど、
人の体の細胞一つひとつ(魂)が集まって、
足や手などの部分パーツになり(魂(ソウル)グループ)、
足や手などの部分パーツそれぞれが全部一つ、トータルして、
人体になる。
ONENESSワンネス -全てはひとつ = 合一(分離とは反対のもの)
細胞一つ一つが集まって からだ になるように、
ピアノの音一つ一つが集まって ピアノ になるように、
わたしたちは本当は一つだったこと、
そしてその 全体 としての わたし は、すべての源だったことを思い出した時、
地上の天国、すべての瞬間のよろこび、至福を生きることができる。
みんな、誰もが、ありのままで完全で。
かけがえのない存在で。
そして、全体で。
愛 そのもので。
…思い出した?
…覚えてる?

あなたがいつも、ありのままの自分でいることができて、
うれしくて たのしくて すべてがだいすきで…
そんな愛とよろこびに満ち溢れていますように…。