広い視野

子供の視点や視野ってすごい。
人は成長するにつれて、物事に対して 「これはこういうものだ」 という見方や考え方が
固定されがちだけれど、子供は先入観も何もない、まっさらな状態だから
「こういうものだ」 というような特定の見方、視野じゃないということを、改めて認識させられました。
というのも、昨日ほんのちょっとの時間、甥っ子くんと姪っ子ちゃんと一緒に(そのママも)
公園で遊んだのです。
すべり台やブランコって、「こうやって乗る」「こうやって遊ぶ」という概念を、
彼らはまったく覆してくれました(笑)
すべり台は上ったら前を向いてお尻で滑って下りてくる、というのが一般的。
でも二人は逆向きに、後ろ向きで滑って下りてきたり、
すべり台の下から上へ足でよじ登っていったりしていました。
(着地地点から、本来は滑りはじめるところへ上っていった)
普通の滑り方とは逆の、後ろ向きで上から滑って下りて来たときは「ちょっとこわーい」

と言っていました。
いつも慣れ親しんだやり方・方法でやると、わかっているし、「こういうものだろう」という思いのもと、
安心して同じ感覚でいられます。
でも、同じことでも違うやり方・方法ですると、それはちょっとスリリングを味わわせてくれたり、
全く別の体験になったり。
子供の柔軟性を感じました。
ブランコひとつにしても、全然違う乗り方なんです。
説明しきれないくらい!
普通に乗る乗り方ではなくて、ブランコの座席をまたいで横向きに乗って、
(つまり体は左右に揺られ、鎖は一つしかつかんでない状態で)横揺れになってみたり。
いろーんな姿勢や体勢になって、彼らと遊んでいるうちにはっとしました。
本当に、大人って社会生活を営んでいくうちに、だんだん姿勢や体勢も決まったものしかとらない感じになるんだなぁと。
特にデスクワークを仕事とされている方などは、一日にとる姿勢、体勢って限られているような気がします。
もちろん、スポーツや運動、家事などをする中で、それなりの姿勢や体勢の変動っていうのはありますけれど。
でも、子供はほんとに めちゃくちゃ といってもいいほど(笑 ごめんなさい、、、)
いろーんな格好・体勢になる。
どこにいて遊んでいても、まるで自分の家で自分のお布団の上で転げまわって遊んでいるかのような。
人の目なんて全然気にならないし、自由に、とてもくつろいでのびのび遊ぶ。
そして彼らと一緒にいていろんな姿勢・体勢をとる中で、気付いたこと。
姿勢や体勢が変わると、視野が変わる。
同じものを見ていたのに、逆立ちをして見るとまったく違うように。
すると、それまで見ていた中で気付かなかったものが見えてきたり、別のものが見えたり。
たったそれだけで、「同じものを見る」 という行為の中で、
それまでとは違った体験を得ることができるんだなぁと。
これは遊びに限ったことではなくて、何に対してもできることですよね。
違う体験、違うものを得るためには、別のやり方をしてみる。
スクールを卒業する時、「今までとは違うことを違うやり方でやるように」
と言われたのだけれど、まさにそうだと実感しました。
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「ねー、ねー、これできるー?」
「こうやってやるんだよ」
と教えてくれながら遊んでいた中で、もう一つとてもいい視点を教わりました。
「これもできるんだよ~」 と言って、思いがけないやり方を見せてくれたり、
高いところによじ登って、
「これもできるよ~」

「○○○(名前)、これもできるんだよー」

「これもできるよー」

彼らは
「 できること 」 をみつけてはよろこび、楽しんでいる。
あれもできる、これもできる と。
ワクワクしながら、できることをたくさん見つけていく。
はたから見ていると危なげでびっくりするような行動も、
恐れを知らないからできること。
それをしたらどうなるか。 たとえばひっくり返るとか、そういう予測や考えがそもそもないから、
大人が見ていたら危ない、恐そうなことも、平気でやれる。
恐れを知らず興味と好奇心で常にワクワク自由にいられる。
これって、大人はみんなほしいものじゃないかなぁ なんて。
大人の視点はどうでしょう。
企画や会議、仕事上の何かに対して
「できるんだろうか」 「大丈夫だろうか」 「どうだろうか」
疑問や疑い、不安のような捉え方をしてしまうことってないでしょうか。
要するにポジティブ、ネガティブという捉え方かもしれません。
ポジティブか、ネガティブか、どちらのメガネを自分はかけているのか。
気付いたら、さっと切り替えること、大事ですね。

子供は泣いたと思ったら次の瞬間にはもう笑ってたり。
嫌なことやネガティブなこと、自分が欲していない感情にいつまでも浸っていない。
さっと出て、次のうれしい・たのしい・よろこびの方向へ目を向けるのが得意。
恐れというのはあることの結果にできたもの。
それは過去の経験でそういう体験があったのかもしれない。
でも、全部忘れて本当に今だけ、この瞬間だけしかなかったら。
過去のそういう体験も忘れて。(記憶なくすのがいいのでしょかね 笑)
そうしたら、子供のように自由に、のびのびした考えや視点って生まれてくるような気がします。
できることをよろこび、楽しむ。

日常の全てに、こういう柔軟さ、視点を入れていったら、同じことも楽しく感じ、おもしろく、
できそうな気がします。そしてそれをやっていくと、今あるものの大切さに気づき、ありがたいという
感謝の気持ちが生まれてきます。
例えば顔を洗うという一つのこと。
夏の暑ーい日、汗だくになって帰宅後、冷たーい水で顔をばしゃばしゃ洗うと、
さっぱりして気持ちいい~

また、顔を洗うのが、まるで 「 生まれてはじめて体験すること 」 という感じにしてやってみると、
同じことも全く違う感じがしてきます。
小さいことでも自分が気持ちいいと、うれしいと、幸せな感じがしてきます

また、入院している人や寝たきりの人など、普段タオルで軽く顔を拭くしかできなかったり、
誰かの助けを借りないとできない人がいるとします。
その人が自分で顔を洗えるようになった時というのは、ものすごい満足感とうれしさ、よろこびを感じるのではないでしょうか。
普段わたしたちが当たり前のようにしていることが、実は自分に与えられているものだと知った時、
今あるものの幸せに感謝できます。
子供から教わることって、すごいたくさん。
学ぶために教科書や本を、時間をかけて読んだり概念を学ぶより、
たった一つの行動や瞬間の中で、彼らが示してくれるものはとても大きい。
あー、すごい。
ただただすばらしいなあと感激した日でありました。

ありがとう!!!

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