2009/07/27(Mon)
転生の記憶

人によって前世や他の転生を思い出すきっかけは様々だと思いますが、
その転生の時にしていたことと同じことをしている時、
あるいは同じ場所、同じ感情を体験した時、
その時一緒にいた人と、今生でもまた一緒にいる時など、
その時と同じ というものを体験したときに思い出すというのが多いような気がします。
たとえば私の場合ですが、集中の訓練をしていて、
24時間、まるで手術中のようなモードで(笑)
とにかく集中!としていました。
自分のしていることに完全に集中し、自分のすべての思考にも気づいていて、
思考はゼロにしようと試みていたのです。
なぜなら思考も 創造 なので、自分の考えたこと、
思考したこともすべて自分の現実、リアリティを創っていることになるので、
幻想(限られた信念や価値観をもとに、人がその人生で培ってきたもの)
を捨て、真実のみを生きたいと思ったからです。
その集中を徹底的に、一日24時間、完全に自分の思考やすべてに、まわりにも気づいていて、
今していること、今以外の思考がやってきそうになったら
とにかく 今この瞬間 に戻る、というのを徹底的にしていました。
たとえば歯磨きをしているなら、完全に歯磨きをして歯磨きのみに没頭して、
他のこと一切ない状態、つまり瞑想状態と同じ状態です。
歯磨きのブラシの毛、一本一本が自分の歯、歯茎、どのへんにあたり、どんな感じで触れ、磨いているか気づいていて、歯磨きのみをしています。
頭の中で考えること、頭の中のおしゃべりはゼロ という状態です。
そういう風に集中して、三か月くらいしたときでしょうか、
ものすごい集中を根詰めてしていたこともあり、
夜、もう寝る時になって、ばたんと倒れるように横になり、布団に傾れ込みました。
そしてほとんど体の筋肉もすべて弛緩し、呼吸だけをして何もせず、起きてはいるけれど、
体の感覚もまったくないような状態になったとき、それはやってきました。
仰向けに、疲れきって(根詰めていたのでね、、)すべてを投げうって息だけしているとき、
ふと、自分は今ここにいて、この体にいるということも、周りの状況も気づいているのですが、
同時に、自分の中で、ある別の転生と思われるシーンを
今同時に体験している感覚がやってきました。
エジプトのような感じ。
石の棺のようなものの中に入っています。
狭くて体がやっと入れるくらいの窮屈な棺。硬くて重い…。
その中に仰向けに入っています。
視界は真っ暗。なにも見えません。
そしてとても狭く、体をぴくりとも動かすことができません。
狭く真っ暗な棺の中。酸素も足りないような感じ。
その棺の中に、生きたまま入っていたのです。
それは何らかの修行かイニシエーションのような感じでした。
生きたまま、棺の中に入れられ、何日間かそのまま身動きもできず、何もできない状態ですごし、何日か終わって棺を開けたとき、無事生きたままでいたなら、それを超えたことになる、というもののような感じでした。
音も、視界もない。ただ自分だけの、真っ暗なその中で、
身動きできないままのわたしの中で、死への恐れのような、漠然とした恐怖と、
そして これを超えるんだ、という両方の気持ちが対峙していました。
これが、別の転生を感じた時の状況です。
集中のトレーニングをしていて、完全に 「今という瞬間のみ」 に居続けることをしていたとき、
すべて過去も未来もない、ただこの瞬間しか存在しない という体験をして、
その時、「なにもない」 というような、ものすごいこわさを感じました。
エジプトの転生の時の 「死への恐れ」 と同じような感じかと思います。
覚えていたものも、時間も、一瞬前さえ、一瞬先さえ、ないという状態。
あるのはほんとに、 ただ今この瞬間 だけ。
自分に対する概念も、見える光景やものに対する認識もない。
それは、体験したことがなかったこわさでもありました。
その同じようなフィーリングと、仰向けで疲れきった感じで体の感覚もなくなっていた という両方が、かつての転生での同じシチューエーションと重なって、不意に思いだしたような感じでした。

同時に体験している感覚、というのを書いて、それが他の転生、となってくると
どういう感じになるのか?? 近いうちにUPしようと思ってまっす^^
・・・とかいいつつ、今頃になってしまいました 遅っ!(^_^;) す、すみませぬ、、、
みんなの願いが叶いますように…






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