同時性

古代マヤ文明によるマヤ暦。
２０１２年の冬至で終わっていることから、何年も前から様々なことが言われていることを
見聞きしたことのある方も多いのではないでしょうか。

マヤ暦が終わることから、　「時間が無くなる日」　「時の終わり」　「世界の終り」　
「地球滅亡」　「次元上昇（アセンション）」など、さまざまな言葉で憶測されてきた事柄。
今はネットでも検索すると、これに関しての様々な情報を得ることができますよね。

認識や解釈の仕方で情報の捉え方はいろいろですが、
集合意識における「時という概念が終わる」　というのは本当だと思っています。


一般に、時間というものは　過去　-　現在　-　未来　という、一連の流れ、
直線時間で継続しているとされています。
一本のラインのように、過去から現在、未来へと流れる、連続したものとして。

でも、この直線時間という時の概念は、集合意識が合意して創った現実の一つであり、
また知性による産物です。
実際には時間は毛糸玉のようなものだ、と、ミスティカル・ノウイング・スクールの講師でもあり
人生の師でもあるゲリーさんから、何年も前から聞いていたのですが
漠然としか理解できていませんでした。

毛糸玉のようなものって　何？　とゆー感じですが、
つまり　同時性　ということだと、ここ数年、自分の中の感覚でわかってきたような
感じがしています。


同時性　－　過去、現在、未来もすべてが　　今この瞬間　　にある。



それってどんな感じかというと・・・
わたしの例ですが、ずーっと昔、ある出来事がきっかけで、悲しくて泣いていました。
その時のある出来事がきっかけで、「かなしい」という感情を体験して泣いていたのですが、
その出来事によって感じている　かなしい　というのだけでなく、
今までに体験したすべての　かなしい　というの全部を、今体験している感じになって、
まるでフラッシュバック？この感覚は何？　と当時は思いました。


職場で怒られて泣いているとすると、上の人に怒られて泣いていたはずが、
今までの人生で、自分が　かなしい　という感情になったのを一度に全部、今体験しているのです。
それは小さい頃親に怒られたところにはじまり、
人生の折々であったいろんな出来事、ショックや悲しくて泣いたこと、全部。

今ここでの出来事で泣いていたはずが、突然それら全部を同時に体験しているので、
今ここでの　かなしい　だけでなく、全部の　かなしい　を一気に体験しているので、
なんだか倍増しているような感じもしますが（笑）
ほんとにそう、そういう感覚でした。



たったひとつの　かなしい　という感情を引き起こした出来事を体験していたところから、
今まで全部のかなしい思いをした体験が一気に、同時に感じているので、
最初は　よりかなしい　という感覚でした。
その当時はスピリチュアルなんて言葉もなかったし、こういう感覚って、変なのかなとか、
なんだろうと思って精神、心理関係の類のことを勉強したり調べたりしていました。
そのころはフラッシュバックっていうのかなぁ　なんて思っていたのですけれどね。


かなしみ　を一気に全部体験　ていうのはあまりいい感じの例ではなかったですが（笑）
こういうのもあります。

たとえば川面に太陽の光が反射してキラキラ光って輝いている光景。
あーきれいだなーと見ていると、自分の内側で、今までに見た同じような光景、
川面に太陽の光が反射してきらきら光っている場面を見ていた瞬間を、同時に体験しています。
今はひとりでその光景を見ているのだけれど、前にその時一緒にいた人の声が、言葉が、
ハートチャクラで響いて感じています。
今、同時に体験している感覚。


ある場所にいると、その場所にいた今までの別のときが、
まるで今同時に感じているような感覚というのもあります。

道の両側に木が植えてある、一つの道を歩いていると、
その木が季節によって移り変わっていくのですが、
冬の枯れ枝の頃、　春の新緑の頃、
夏、花が満開の頃、　秋、紅葉で葉が色づいている頃・・・
それぞれのその場所でのあらゆる瞬間を、木の感じ、風の感じ、空気や気温の感じ、
そしてその時々にそこを、歩いていた自分を、同時に今全部体験している感覚。


・・・ここまでは今世の自分、というものの体験ですが、
それが他の転生、となってくるとどういう感じになるのか？？
近いうちにＵＰしようと思ってまっす＾＾
　　



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